tattooとは
tattoo(タトゥー)とは入れ墨のことを指します。
時に雑誌などでは「tatoo」と表記されることがありますが、専門誌や専門書では「tattoo」と綴られており、この綴りが正式なようです。また日本の伝統的な入れ墨を和彫り、欧米由来のものをタトゥー(洋彫り)と呼びわけることもありますが、大きな違いはありません。
tattooの歴史は古く、古代人の皮膚にもtattooの文様が見られます。入れ墨と同じく、針や刃物を用いて墨などの色素を定着させ、文様や文字、絵柄を描き出していく方法です。tattooと呼び方を変えることで、入れ墨より軽い感覚で入れる人もいるようですが、tattooも一度入れると簡単には消すことができません。なので、安易に入れることは避けましょう。気軽に入れることができるようになったことから、美容外科ではレーザー治療や皮膚移植などによってtattooの除去手術も行われています。
tattooの歴史は古く、5300年前の古代人や2500年まえの王女のミイラにもtattooとみられる文様が残っているようです。日本の縄文時代に作られていた土偶にも古い時代tattooと思われる文様が残っています。
tattooを行っていた目的としては、以下のような例が挙げられます。
【1】個体識別
tattooは簡単には消えないという特性を持っているため、古代から現代にいたる歴史の中で身分や所属を示す「個体識別」として使用されていたようです。アウシュビッツに収容されていた人々が、腕に収容者番号のtattooをつけられていたことも例の一つです。また、これとは違い強制的につけられたものではないtattooもあります。戦国時代、下級兵である雑兵が自らの氏名などを指に彫っていたようです。
【2】刑罰
罪を犯した人に対してtattooを施す刑罰が古代中国の五刑に見られます。また、『日本書紀』の中にも宮廷で飼っていた鳥を噛み殺した犬の飼い主にイレズミ(tattoo)をしたという記述があります。